近年、木造建物が社会から注目され、その設計法も整備されてきています。木造軸組工法建物の構造設計についても、2000年以降、従来からの仕様 規定に基づく設計の他、許容応力度設計、保有耐力設計、限界耐力設計など設計の内容が大きく広げられ、理解するのが難しくなっています。本講座 は、意匠設計者を主な対象にして構造設計とは何か、安全性をどのように考えるか、意匠設計において構造設計をどう扱っていったらよいかなど、意匠 設計を行う上で基本となる事項について社会の動向などを踏まえながら多角的に考えていきます。
伊藤 敬一
1944年生まれ 仙台市在住
東北大学工学研究科博士課程修了 工学博士(建築構造力学)
1973年より東北大学建築学科助手
1978年より八戸工業大学建築工学科勤務(構造デザイン)
2006年退職 現在に至る
この間、青森県木造住宅耐震診断・審査委員会委員長(2006〜)、重要文化財「長勝寺(弘前市)」耐震改修・専門委員会委員(2006〜2011)などを務める。
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